01:交換レッスンのはずが赤いバラの花束を差し出されて??
02:現地の生活に慣れたころが要注意 いつも外国にいるということを忘れないで
03:街中のホテルがすべて満室で泊まるところがない?!
04:“日本では、バイクに乗るのに免許がいる”そう言っただけなのにとっても驚かれて?
05:切符の乗り越し精算はNG!
06:ごはんは野菜?
07:同じ雇用主のところで働き続け強制退去処分に
01:交換レッスンのはずが赤いバラの花束を差し出されて?
語学留学をしているとき、学校以外で現地の人と英語を話す機会はないかと思って、掲示板に“私が日本語を教えるので、英語を教えてください”という交換レッスンの募集をしたんです。
しばらくして、連絡があった男性と街で会うことに。
公園や通りを歩きながらあれこれ話していると、通りがかりの花屋さんでその男性が赤いバラの花束を買ってくれたんです。
よくよく聞いてみると、その人は日本語を習いたいというわけではなく、日本人の結婚相手を捜しているとのこと。
そのあと何度も電話がかかってきて、ホント困りました。
02:現地の生活に慣れたころが要注意
いつも外国にいるということを忘れないで
滞在も数カ月過ぎ、だいぶ現地の生活にも慣れてきたころ、英語学校の昼休みにランチを買いに外に出たのですが、テキストなどの身の回りの物を教室に置いたままにして行きました。
ほんの十分ぐらいだし、特に貴重品もないし、と思って油断していたら……。
戻って来たらかばんごとない!
貴重品でないにしても、かばんやテキストなど新しく買いそろえたらけっこうな値段になり、やっぱり日本とは違うから気をつけなければと、思い知らされました。
03:街中のホテルがすべて満室で泊まるところがない?!
学校の休みを利用して、レンタカーを借りて旅行をしていました。
日本とは違って事前に泊まるところを予約しなくても大丈夫だと思っていたので、特にホテルは決めずに夕方たどり着いた街でホテルを探すという感じで回っていました。
ところが、ある街で10軒以上の大小ホテルを回ってもすべて満室だったんです!
夜も12時を回っていて、途方に暮れていたら、あるホテルで理由を聞いて納得。
街で有名なお祭りがあって、すべての宿泊施設が満室だったんです。
困っていたら、運良く夜中の3時に発つ人がいて、3時過ぎに部屋があくまで待たせてもらい、泊まることができましたが、比較的小さな街では、地域のイベント情報もつかんでおかないと泊まるところがないこともあるので注意です!
04:“日本では、バイクに乗るのに免許がいる”
そう言っただけなのにとっても驚かれて?
ホームステイをしていたとき、夕食の時間にファミリーと楽しくおしゃべりをしていました。
話題が車やバイクの話になって、僕が“日本では、バイクに乗るのに免許をとらなければならない”というようなことを言ったら、そこにいたみんながびっくりした顔をして“日本ではホントにそうなの?”ってものすごく驚いていたんです。
そのときは、何を驚いているのかまったくわからなかったんですが、後日知り合いにそのことを話したら、判明しました……。
“バイク”ってそのまま言うと英語では自転車のことだったんですよねー。
日本では自転車に乗るのに免許がいるなんて話していたんですね。あのとき、みんながなぜ驚いていたのかわかりました。
05:切符の乗り越し精算はNG!
オーストラリアのメルボルンにはトラムという路面電車が走っていて、便利なのでどこへ行くのにもよく利用していました。
料金は何駅から何駅までいくらという距離で決まるシステムではなく、“ゾーン制”という同じゾーン(範囲)内の移動は、同じ料金というシステムなんです。
ある日間違えて、買った切符のゾーンを越えたところまで行ってしまったのですが、日本のようにあとで乗り越し精算をすればいいやと軽く考えていました。
ところが、切符を調べに来た人にあとで精算するつもりだったと言っても、まったく取り合ってもらえず、罰金A$100を払うはめに。
日本のようにあとで、乗り越し精算という考えは通じないとのこと。トホホ……。
06:ごはんは野菜?
学校にあるカフェテリアで、いつもランチを買っていたのですが、メニューはサンドイッチかピザ。
毎日同じでそろそろごはんが食べたい!って日本人の仲間はみんな思っていたんです。
そんなある日同じクラスのN男が、“ごはん買って来た!”って言って、どこからかパックに入った容器を持ってきました。
電子レンジで温めようということになって、みんなで期待していたら……。容器を開けたとたんへんなにおいがしてきました。
ごはんは、マヨネーズのようなドレッシングであえてあったみたいでした。
こちらではごはんは野菜みたいな感覚で食べられているようで、日本人の口にはまったく合いませんでした。
07:同じ雇用主のところで働き続け強制退去処分に
アルバイトしながら海外生活ができるワーキングホリデー。
少しでも条件のいい仕事を探すのは、そのときのタイミングなどもあって、難しいことがありました。
だからいいアルバイトが見つかったら、ずっと働きたいって思うものですが、ワーホリの規定に同じ雇用主のもとで働くのは、○カ月以内という制限があって、同じところでずっと働き続けるのは無理なんです。
でも現地で知り合ったY代は、その規定を守らず同じところで働いていたら、移民局にばれて、すぐさま強制退去処分に。
本人と係官の二人分の航空券正規料金を請求されたそうです。